>>26
【アナザーストーリー】
※本編とは全く関係が有りませんので、スルー対象で御願いします。
カウンターに向かって立ちはだかる、屈強そうな男の後頭部を
利き腕にダッシュの勢いと体重を利き腕に載せて、顔面をカウンター叩き付ける。
「うっひゃー!!」
白眼を剥いた男を作り上げたひろは歓喜の声を上げる。
「馬鹿、そいつは従業員だ。」
云いつつ、蝉は向かって来た貧相な男の鼻柱へ全力で凶器を打ち込む。
ウヰスキーのボトルが破片となり、宙に舞う。
「堪んねーな…!!」
自分の手も傷だらけになったが、蝉はひとつ舌なめずりして唾を吐く。
巨体な男が後ろからひろを襲う。抑え込められたら、ひろは死ぬだろうが、勿論それは無い。
「あん?何このデブ。」
一瞬でひろは倍近い体格差の巨体の男の両眼を突いた。
男は悲鳴を上げ、眼を抑え付けて床を転げ回る。
「口、くせーんだよ、デブ。」
ひろはふわりと飛び上がり、転げ回る巨体の頭蓋へと体重と重力を込めて着地した。
ばきっ、と嫌な音がして巨体の男は動かなくなる。
「あーあ、やっちまったな、ひろ?」
店内が震撼した。
蝉 (2012/06/16 Sat 20:42:22) ID:5YmMwZTMyYjB DoCoMo